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2010-06-12 [成田良悟]

 「はやぶさ」君の再突入まであと25時間ですか。いよいよですねえ。ドキドキします。明日は色々とお迎えイベントがあるのですが、月曜日の仕事を考えるとリアルタイムでその瞬間を見ることは難しいなあ。

 成田良悟さんの「デュラララ!×8」を読みました。
 ー最近、帝人の様子がおかしい。まるで正臣がいた頃のように明るく振る舞っている。夏を迎えた池袋で、首無しライダーことセルティは帝人のクラスメイトである杏里からそんな相談を受ける。ゴールデンウィークに発生した黄巾族とダラーズの抗争。街はまだその傷跡と歪みを抱えていた。どんどん闇に引き込まれてゆく帝人、今度こそ過去を清算しようと決意を固め池袋に戻ってきた正臣。そして自身の身体に「罪歌」を宿す杏里もまた帝人と正臣を深く心配し、自分が何ができるのかを模索していた。高校生達がそれぞれの為に動きだした頃、人気俳優の幽はアイドル聖辺ルリがストーカーに付きまとわれていることを心配し、兄の平和島静雄に相談していた。そして静雄はそのことを何故かセルティに相談する。杏里の悩みと静雄の相談の板挟みになったセルティがとった行動とは……ー
 また新しいお話のプロローグなので、非常に続きが気になります。が、登場人物が多すぎる。いくらなんでも多すぎる。「あんた誰?」状態になってきました。今回シズちゃんがあんまり暴れていませんが、幽との兄弟ほのぼのシーンと猫静雄に衝撃を受けましたよ。シズちゃんは最早セルティと並ぶ萌えキャラです。自分の力に怯えて人と関わらないように生きてきた静雄が、いつの間にか大勢の仲間に囲まれて生きているのに対して、「人間大好き!」を公言する臨也がどんどん1人になってゆく。臨也さんはまた何かを企んで「臨也軍団」を作っていましたが、澱切という正真正銘の極悪人が出てきたことでもの凄く子どもっぽくみえます。そんなに鍋をしたかったのか?今回の最大の衝撃は新羅の大けがでしょう。新羅は静雄の暴力にも慣れているし、なんだかんだでセルティや静雄がなんとかしてくれる立場にいるので、まさかこんなことになるとは思わなかった。新羅がセルティに依存しているのかと思いきや、セルティもかなり新羅に依存しているんだな。それと新羅パパがとても息子を愛していることに一安心。わかりにくい愛情だ。しかし、この小説は一体あとどれくらい続くのだろう。作者のあとがきを読むとあと5冊以上はいきそうな感じですけど……。
 アニメの方はもうすぐ最終回。シズちゃんが撃たれるシーンは、「え〜、シズちゃん死んじゃうの?」という描き方でした。まさかその翌日に道路標識で車の屋根を引きはがすとは思えない。銃で撃たれて「鉛中毒」になることを心配するのはシズちゃんくらいです。

デュラララ!!×8 (電撃文庫)

デュラララ!!×8 (電撃文庫)

  • 作者: 成田 良悟
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: 文庫



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