2010-03-27 [成田良悟]
地元のお寺で撮ってみました。まだ2分咲きくらいですが、こういうのも風情があっていいな。今度の週末あたりは満開になって人もたくさん来そうです。このお寺の隣は神社になっていて、なんともいえないおおらかさに、日本の宗教施設の面白さを感じます。勿論お寺も神社も行き来自由です。桜の木も両方に枝を伸ばしてるし。
成田良悟さんの「ヴぁんぷ!」を読みました。
ードイツ領グローワース島。荘厳なバルシュタイン城の主、ゲルハルト・フォン・バルシュタイン子爵。ドイツに存在しない爵位を名乗るこの人物は実は吸血鬼である。彼の養子であるレリックは限りなく純血種に近い吸血鬼であり、レリックの双子の妹であるフェレットはレリックとは正反対の能力の持ち主だった。この島に吸血鬼退治を生業とするカルギラ達が上陸する。その中には吸血鬼に復讐を誓い、自ら望んで「食鬼人」となりすべての吸血鬼を食べ尽くすことを目標にしている木島閑音の姿があった。そしてグローワース島では子爵を倒すためなら何でもするという小悪党市長ヴォッド達が子爵を襲撃していたー
吸血鬼らしくない吸血鬼のお話です。なにしろ子爵の身体が……。レリックが気になる少女のヒルダとフェレックに猛烈にアタックするミヒャエルという人間の兄妹がいます。ミヒャエルの生命力はある意味吸血鬼より上なんじゃないだろうか。小悪党の王道をいくヴォッドと、やはり小悪党キャラであるカルギラのキャラがちょっとかぶっているところがありますが、成田さんらしい大人数でがーっと話が進んでいきます。閑音と道化師がこの先どうなるのかちょっと気になってます。
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