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2010-03-05 [成田良悟]

 帰りの電車がとある駅に入った瞬間急ブレーキ。嫌な予感がしましたが、やはり人身事故でした。最近週に一度は人身事故で電車が止まってホームでぼーっとしているか、電車に閉じ込められている気がします。今日の事故は自殺なのか携帯いじってて電車に接触しちゃったのか不明ですが、JRも気の毒だなと思います。地下鉄みたいなホームドアにできれば一番良いんでしょうが、もの凄い費用がかかるらしい。生活保護も大事ですが、真面目にコツコツ働いている人の給料が減ってどうにもならなくなってしまった時に助けてもらえる制度が欲しい。

 成田良悟さんの「世界の中心、針山さん3」を読みました。
 ー眼鏡をかけたごくごく平凡な男、針山真吉。妻と娘、息子の4人暮らし。そんな針山さんが暮らす所沢は今日もおかしな事件が発生している。竹から生まれたお姫様が、何故か忍者パンダとアクションショーを繰り広げたり、巨大ロボットに乗るという夢を叶えるために工場長まで上り詰めた男がいたり、黒服にサングラスという姿で記憶を失っている女がいたり。そしてそんな奇妙な事件には何故か必ず針山さんが関わっていて……ー
 3冊目の針山さんはちょっとSFっぽいお話。「工場長のドリームチェイス」が面白かったです。ロボット工学などに進んだ人は多かれ少なかれこの工場長と同じ思いを持っているのではないかと思います。完成した巨大ロボが、どうしても昨年お台場に立っていた大きな白い人を思い出させます。巨大ロボのパイロットは必ず少年という「刷り込み」に笑ってしまいました。今回は最後の書き下ろしで一気に物語が収束する形ではなく、子ども達のお話である「おまけ」がついています。黒井君がなかなか不気味です。

世界の中心、針山さん〈3〉 (電撃文庫)

世界の中心、針山さん〈3〉 (電撃文庫)

  • 作者: 成田 良悟
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/10/10
  • メディア: 文庫



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