SSブログ

2010-01-25 [山形石雄]

 今週の「銀魂」は、「山崎冬のパン祭り」の一言の為にできたような話でしたが、これをアニメにできるのかどうか。あれ?ヤマザキってスポンサーにいましたっけ?1ページまるごと「あんぱん」の文字のお陰で、なんだかあんぱんが食べたくなりました。

 山形石雄さんの「戦う司書と世界の力」を読みました。ついに完結です。
 ー世界の滅亡が目前に迫る中、ルルタの仮想臓腑の中に現われたのは、かつて人間爆弾だったコリオ=トニスだった。コリオはルルタの絶望を救えるのか。そして自身の「死」によって本来の能力「本喰われ」が発動したハミュッツもまた、仮想臓腑の中でルルタを密かに狙っていた。2人は世界の滅亡を止められるのか?ー
 いや〜燃えた。燃えましたよ。これぞ王道展開なラスボス戦でした。ハミュッツの「被殺願望」を写されてしまったルルタが大変なことになってしまいましたが(アニメでやるのであれば、櫻井さんが大変だ)。ルルタとニーニウが救われて良かったです。ルルタも魔王でえげつないことをたくさんしてきましたが、彼もまたハミュッツ同様の作られた道具でしかなかったので、最期の最期に人間らしく好きな人と一緒にいられて良かったのではないかと。ハミュッツも幸せな最期でした。ヴォルケン、格好良いじゃないか!どうして生きている間にそういう行動を取らなかったんだ!仮想臓腑の中では死んで「本」になった武装司書やコリオが活躍しますが、死者である彼等は決して外で戦っているミレポック達とは交わらないのが悲しい。ノロティとエンリケが切ないです。本の口絵に描かれている人達が、仮想臓腑の外と中で分けられているんですね。まるで小学生の教室のような「これ以上ルルタをいじめるな!」というコリオの台詞にちょっと笑いましたが、ビサクさんの「なんであんただけ若返ってるんだ!」という台詞に大笑いしました。ほんとだよ、なんで若返ってるんだ?イレイアおばちゃんが、あんなぶっとびな美少女だったなんて……。この作者の次回作が楽しみです。

戦う司書と世界の力 BOOK10 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-10)

戦う司書と世界の力 BOOK10 (集英社スーパーダッシュ文庫 や 1-10)

  • 作者: 山形 石雄
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2010/01/22
  • メディア: 文庫



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

2010-01-242010-01-27 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。