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2010-08-03 [小野不由美]

 新しい日本代表監督の候補にファンバステンが入っているんですね。新聞では人気が高くて代表の試合の観客動員数の増加を見込めるとありましたが、代表の試合を見に行く世代はファンバステンを知っているのだろうか。あれほど格好良かったのに普通のおじさんになっちゃってさ〜というのは冗談で、ファンバステンとフリットとライカールトのオランダトリオは凄かった。3人のプレーから目を離せなかったです。ACミランの黄金期を支えた3人ですね。私はフリットが一番好きでした。でっかいポスターまで買っちゃってました。監督としてはあまり良い成績を残せなかったようですが、今何してるんだろう。

 小野不由美さんの「屍鬼・第1巻」を読みました。
 ー人口わずか1300人。三方を尾根に囲まれた外場村。かつて山から樅を切り出して卒塔婆を作っていたことから外場という地名となったこの村を得体の知れない悲劇が襲う。外場村でも山深い集落で発見された3人の住人の腐乱死体が発見されたのだ。何故、彼等は村に助けを求めなかったのか。時を同じくして村人が次々と不審な死を遂げて行く。殺人なのか伝染病なのか。かつての有力者宅跡に移築された古い洋館に引っ越してきた謎の家族との関わりは……ー
 読んでいる間にだんだん思い出してきました。最初に延々と続く村と村人の描写に挫折しかけたことも思い出しました。それでも細かい部分は結構忘れていて、新鮮な気分です。小説の舞台はまれに見る暑さに見舞われた村ですが、現実も酷暑に襲われているので暑さが身に迫ってきます。夏野じゃないけど、こういう村でよそ者が生活するのはしんどいだろうなあ。道を歩いているだけで噂になるような村が怖いです。

屍鬼〈1〉 (新潮文庫)

屍鬼〈1〉 (新潮文庫)

  • 作者: 小野 不由美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/01
  • メディア: 文庫



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